どうも、ズッカズです。
2020年の春アニメで見ていた作品を一通り見終わったので、視聴した作品の感想を書いていこうと思います。
春アニメの時期に「あつまれ どうぶつの森」にハマってしまって、今までよりも視聴作品が少ないんですがご愛嬌ということで…
某ウイルスの影響で延期になったりした作品も多かったんですが、個人的にはまぁまぁ面白くて楽しめる作品が多かったです。
ちなみに、ある程度のネタバレもしているので視聴していない作品がある場合はご注意ください。
もくじ
視聴した作品は全部で5作品
今期アニメで視聴した作品は
- 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
- かくしごと
- かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
- 八男って、それはないでしょう!
- プリンセスコネクト!Re:Dive
一応これ以外にも「あひるの空」と「とある科学の超電磁砲T」も見ているんですが、どちらもまだ終わっていないので感想はまた別の機会にします。
いや~前期は11作品くらい見ていたのでだいぶ減ってしまいましたね。
ってことでそれぞれ書いていきます。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
主人公が乙女ゲームのキャラクターに転生しちゃうんですが、ゲーム内では最終的に死ぬか国外追放かの運命なので、試行錯誤して破滅フラグを回避するっていう内容。
通称「はめふら」と呼ばれる作品です。
よくある異世界転生、なろう系アニメの女性主人公バージョンって感じ。
俺TUEEE的な要素はないんですが、主人公が男女から非常に好かれるハーレム展開ではあるので、設定的には大好物でした。
内容は正直特筆することがないっていうか、主人公のカナリナ・クラエスが破滅フラグを回避するためにした行動で周囲が幸せになり、結果的に好意を持たれるって感じが続きます。
大筋としては似たような展開なので、割りと途中からダレてしまいました。
カタリナが突拍子もない行動をしていったりするのは面白いんですが、さすがにそれが続くと飽きてくるというか。
あと、このアニメの世界では魔法が存在するんですが、正直魔法要素は別になくても良かった気がします。
カタリナが魔法めっちゃすごいみたいな設定でもないですし(ゲーム内では悪役だから仕方ないけど)、周りのキャラが魔法で主人公を守るみたいな展開もないんですよね。
唯一魔法としてアリかなと思ったのが11話、12話の闇の魔法から攻略対象を開放するって話くらい。
まぁその話も、別に魔法なくても同じような展開にできたんじゃね?と思いました。
ちなみに、はめふらは2期が決定したみたいなので、しばらくしたら続きをアニメで見れます。
#はめふら は、まだまだ終わらない!!
✨✨ 2 0 2 1 年 第 2 期 制 作 決 定 ✨✨
カタリナの悪役顔が極まっている?告知CMを大公開⚡
これからも「はめふら」をよろしくお願いいたします🐍
▼YouTubeはコチラ▼https://t.co/JH4hO7PUMd pic.twitter.com/vIwUb7Y99M
— 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」TVアニメ公式 (@hamehura) June 20, 2020
ただこれ以上どんな話が展開されていくのかさっぱりわからない。
恋愛模様にフォーカスして話が続くんでしょうか?
とりあえず楽しみではあるので続報を待ってみようと思います。
色々書きましたがなんだかんだで毎週楽しみな作品でした。
かくしごと
神アニメでした。
漫画家の「後藤可久士」が自分の職業を娘の「姫」に隠しつつ、色々な話が展開されるギャグ、感動、家族愛が散りばめられたアニメです。
各話の最初、もしくは最後にメインの話が展開されている時間軸とは別のストーりーが展開されています。
メインの話では姫が10歳なのですが、別の時間軸では姫がすでに18歳になっているんですよね。
どっかしらで18歳時点の話になるんだろうなと思っていたのですが、最終話である12話で案の定18歳時点の時間軸になりました。
この最終話が本当によかった。
各話の最初、最後に挿入されていた18歳時点の話や、メインストーリーに散りばめられていた伏線がほとんど12話で回収されます。
この12話のために1~11話があったと言っても過言じゃないくらいに綺麗にまとまっていました。
特に12話では家族愛がかなり全面に出ているんですが、1~11話はギャグがありつつも、絶対に可久士の姫に対する愛情が垣間見えていたんですよね。
その愛情を12話で姫が再確認する展開がマジで最高でした。
今までの過程を視聴者として見ているからこそ、このシーンの感動が何倍にも増幅されていたと思います。
姫が18歳の時間軸では可久士が昏睡状態になっていて、目覚めても7年間の記憶が失われてしまっています。
最初は記憶を思い出さずに、漫画を描き続けていた方が可久士のためだと姫は考えるのですが、可久士の姫に対する愛情を姫自身が再確認することで考えを改めます。
鎌倉に行き、姫が7年前には書いていない原稿を可久士に見せることで記憶を取り戻させようとするんですよね。
ここで記憶を徐々に思い出すシーンがあるんですが、僕はもう涙ちょちょ切れましたね。マジで。
姫が愛情を再確認したからこそ、荒治療でもいいから可久士に記憶を思い出してほしくて、再び一緒に暮らしたいんだなって思いをひしひしと感じられるんですよ。
もうこの展開だけで最高なのに、可久士が記憶を思い出した瞬間にオープニングテーマをブチ込んでくる演出がね、最高。
これ泣かない人いるんですか?
この記事を書きながら12話を見返したらまた涙が出てきました。
間違いなく僕が見た今期アニメの中で最高の作品です。
原作全巻買おうと思います。
ありがとうございました。
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
ちょっと前に1期を放送していて、その2期が今期アニメとして放送されました。
2期では新キャラであるミコちゃんが登場したり、1期よりもラブコメ要素が増えていたりなど、個人的には見所がかなりありましたね。
そもそも原作漫画も読んでいるので内容は知っているんですが、やっぱアニメでヌルヌル動く感じは最高でした。
1期からというか、かぐや様自体の話しがそうなんですが、ギャグとラブコメのバランスが絶妙なんですよね。
ギャグ展開は普通に笑えるし、ラブコメ展開は見ていてニヤニヤしちゃうしで全体的なバランスが非常に僕のドストライクです。
たまに挟まれるシリアス要素もいい味を出していて、単純にアニメとして見やすいです。
なんかサラっとした感想になりましたが、毎週毎週、安定して面白かったです。
八男って、それはないでしょう
とある貧乏貴族の八男として異世界転生した主人公が、魔法で活躍しながらスクールライフとか依頼とかをこなしていくってのがメインストーリー。
僕はなろう系、俺TUEEE、異世界転生系の作品には抵抗が無いので普通に楽しめるんですけど、このアニメは最後まで面白くなかったですね。
僕が求めてるのって、主人公がハチャメチャな力で問題とか何かしらをバンバン解決するシーンなんですよ。
一種のストレス発散。俺TUEEEしてくれて気持ちいいぜ!ってなりたいわけです。
八男にはそれがない。
なんか魔法の技術を教えてもらって、学生になってよくわからんパーティーでワイワイしてるだけ。
そもそも主人公にこれといった目標がないのも退屈な一因だった気がします。
例えば、転スラだとデッカイ街を作るとかシズさんの目的を代わりに果たすとか、オーバーロードだったら前のゲーム内の仲間を探すとか、幼女戦記なら悠々自適な生活を送ろうとするとか。
そういった主人公が目指すべき目標みたいなのが八男にはないんですよね。
よくわからんままに婚約して、よくわからんままダンジョンに入って、よくわからんまま男爵になって。
なんだこれ。
あと個人的に無理だったのが、異世界転生のくせに精神まで子供になってるところ。
元々はオッサンなのに師匠が死んで号泣するって意味が分からないです。
いや大切な人が亡くなって泣くのはまぁいいんですけど、転生したんならもっと達観していて欲しいんですよね、個人的に。
精神が肉体に引っ張られる、みたいな設定はいらないです。
体は子供でも頭脳は大人であってください。
もっと言えば異世界転生要素も料理が上手いとかそれくらいしかないので、そもそも転生しなくても良かっただろと思います。
「つまんね~」とか言いながらなんだかんだで最後まで見てしまったのですが、結局12話まで見ても「つまんね~」って感じでした。
最終話で出てくるラスボスも10分足らずで倒しちゃうし、そのタイミングでOP挿入という本来ならゲキ熱な演出を使い切った上に熱くも何ともないし。
マジで色々もったいないなと思います。
どうやら原作とアニメで話が違うらしく、アニメはオリジナル要素がバンバンあるみたいですね。
原作読んでないので実際の内容を知る由もないですが、原作準拠のアニメだったらもっと面白かったのかもしれません。知らんけど。
プリンセスコネクト Re:Dive
全体的な雰囲気が「この素晴らしい世界に祝福を!」に似ているので、割と楽しむことができました。
主人公含むギルドメンバーで問題を解決したり、ワイワイはしゃいだり、たまに戦闘したり、この世界観の日常を楽しめる感じが良かったかなと思います。
出てくる女の子もみんな可愛いですし、基本的に主人公含むメンバーや他のキャラとの関係性を楽しむアニメだったのかなと思います。
その性質上、原作がスマホゲーなのも相まって見ていてもよく分からない部分がありました。
僕がアニメを見ていて分からなかったのが
- 主人公がピカピカ光る能力は何なのか
- そもそも主人公は何者なのか
- なんで記憶失って幼児退行してしまってるのか
- 敵の親玉みたいなやつの目的は何なのか
- キャルちゃんがパーティーに潜入して監視してる理由

ストーリーの大事そうな部分にも触れないし、伏線も投げっぱなしなので謎とか疑問が残りまくり。
最終話でペコリーヌに成り代わっていたのが敵の親玉的なヤツでさらにチンプンカンプンになりました。
スマホゲーをプレイ済みの人は100%楽しめたのかもしれないんですが、未プレイ勢の僕はちょっと「???」って思うところが多かったですね。
まぁキャラ見せアニメというか、スマホゲーに繋ぐための販促アニメみたいな感じなんかなと思います。
全体的な雰囲気は個人的にも楽しめたので、細かいところを気にしなければ問題ない作品でした。
おまけ:来期アニメの配信情報をまとめました
以上が春アニメの感想ですかね。
そんな春アニメが終わったってことで次は夏アニメが始まります。
ってことで、来期夏アニメがどこの配信サービス(VOD)で配信されるのかをまとめてみました。
かなり手間はかかりましたが割とまとまっていると思うので、来期アニメをVODで見る人は参考にしてみてください。
各アニメの公式サイトで確認しているので情報は確実だと思います!
ちなみに、記載しているVODは
の計6つです。【2020年夏アニメ】今期アニメが見れる動画配信サービスを徹底比較!おすすめVOD一覧まとめ!
まとめ:とりあえず「かくしごと」が最強だった
2020年春アニメの視聴作品はかなり少ないんですが、基本的に楽しむことができました。
八男に関してはちょっとアレでしたが、かくしごとっていう超神アニメに出会えたことがかなりの収穫でしたね。
はめふら、プリコネも文句は書きつつも毎週楽しみな作品だったので、地味に春アニメは豊作だったと思います。
5作品くらいだと見る作品が少ない分、1話1話をじっくり見ることができますね。
今回は珍しく割りと長文感想になってしまったんですが、それくらい見ごたえがあるクールでした。
そういえば、春アニメもなんだかんだでdアニメストアで全て完結させてしまいました。
やっぱアニメ配信数がダントツなだけあって、dアニメストアを使ってれば今期アニメが見れるのはマジで便利。
アニメが好きな人はとりあえずdアニメストアを使いましょう。最強なので。
そりでは。