- 家トレを始めたいんだけど揃えるべき器具はある?
- ジムに行きにくいから家トレをして鍛えたい!
- 家でがっつりトレーニングするなら何を買えばいい?
昨今のコロナウイルスの影響で、今までジムに通っていたけど感染が怖いから行きにくいという人も多いと思います。
僕もそうなんですが、ジムに行けないとなると家でのトレーニング、家トレが選択肢に入ります。
ただ、家トレを始めるに当たって、どのような器具を揃えておけばいいか悩みますよね。
ジムと違ってスペースもないので、買ってみたけど上手く使えなかった、みたいなことになるとお金もスペースも無駄になってしまいます。
そこでこの記事では、6畳以下のスペースで家トレをしている僕が、実際に使ってみて筋トレが捗った器具をランキング形式で紹介します。
この記事を読めば家トレ初心者でもかなり高レベルの筋トレができると思いますので、これからデビューする人は参考にしてみてください!
ランキングをすぐに見たい人は下のリンクからどうぞ。
家トレおすすめ器具ランキングのまとめはコチラ
家トレが捗るおすすめ器具ランキング 第1位~第3位
まずはトップ3を発表します。
個人的にこの3つがあれば家トレがかなり捗りますので、全部購入することをオススメしたいです。
ちなみに、理想としてはパワーラックなどを購入してジムと同レベルの筋トレをしたいところですが、やはりスペースと値段がネック。
今回僕が紹介するのはパワーラックと比べると比較的コンパクトで安価な器具のみとなっています。
第1位:可変式ダンベル
第1位は重量を手軽に変更できる可変式のダンベルです。
- これさえあれば前身の筋トレが可能
- 部屋にあってもそこまで邪魔じゃない
- 安いダンベルなら5,000円以下で買えちゃう
- 安いモノだとプレートの付け替えがめんどくさい
基本的にダンベル1セットがあればほぼ全身を鍛えることができるので、部屋に無駄な器具を増やさなくて済みます。
なによりもダンベル自体が割とコンパクトな部類なので、部屋に置いていても邪魔になる心配がないんですよね。
可変式ダンベルの種類も色々ありますが、安いモノだったら1セット5,000円以下で買えるのも魅力。
家トレを始める際はまずダンベルの購入をおすすめします。
ちなみに、僕が使っているのはFitElite(フィットエリート)の可変式ダンベル。
プレートの穴が5cmなので、後々バーベルを購入した際にもプレートを流用できるというのがポイント。
仮にダンベルを使わなくなってもプレートだけ他の器具に使えるので、結果的に節約になるのが魅力です。
[kjk_balloon id=”1″]ただ、プレートを付け替えるダンベルは作業がめんどくさい…[/kjk_balloon]プレートの付け替えがめんどくさい!って人にはフレックスベルの可変式ダンベルが一番おすすめ。
これは僕もマジで欲しいダンベルです。
グリップの部分を回転するだけで重量が変わる仕様なので、プレートを付け替え手間が大幅に短縮されます。
結果的に筋トレを効率よくできることに繋がるので、お金に余裕のある人はフレックスベルのダンベルをめちゃくちゃおすすめします。
フレックスベルを買っておけばまず間違いないです。
第2位:アジャスタブルベンチ
第2位は背もたれの角度を調節できるアジャスタブルベンチ。
個人的にはダンベルと同レベルくらいで必須アイテムです。
- 筋トレ種目が圧倒的に増える
- 単純に筋トレがしやすい
- 割と大きいので邪魔になる
ジムから家トレに移行してダンベルを購入したのはいいものの、やはりダンベルオンリーだと筋トレが物足りなくなってきます。
安く済ませたいのでダンベルだけにしたいんですが、そうなると筋肉に刺激を与えられないというジレンマ。
そこで便利なのが角度を調整できるアジャスタブルベンチになります。
これが1台でもあれば「インクライン○○」「デクライン○○」といった上体を斜めにした筋トレが可能です。
大胸筋上部を鍛える「インクラインダンベルプレス」などはアジャスタブルベンチがあると非常にやりやすくなるんですよね。
ジムに行くくらい筋トレが好きな人はアジャスタブルベンチはマジでマストアイテムです。
ただ、やはりベンチ自体が大きいのでダンベルよりも圧倒的に邪魔。
部屋にスペースがない場合は無理せず購入を見送るのも手です。
購入の際の注意点として、必ず角度が調整できるアジャスタブルベンチを購入してください。
角度を付けられないフラットベンチだとインクライン、デクライン系の種目がやりにくいのでおすすめできません。
ちなみに、僕が使っているアジャスタブルベンチはリーディングエッジのベンチ。
比較的安価なのに作りもしっかりしているし、角度も30度、45度、60度、70度くらいに調整できるので必要最低限の機能は揃っています。
なにより、このベンチは折り畳むことができるので、使わない際は押入れとかにしまうこともできます。
かなり家トレの味方になるアジャスタブルベンチです。
第3位:懸垂マシン(チンニングスタンド)
サイズ的には割とデカいんですが、懸垂マシンはかなりおすすめしたい筋トレ器具です。
- 懸垂ができる
- 背筋をガッツリ鍛えられる
- ディップスなどにも使えるので筋トレ種目が増える
- 圧倒的に邪魔
- 家トレからジムトレに戻ったら物干し竿になる
個人的に第3位は懸垂マシン(チンニングスタンド)です。
この器具の1番のメリットは「懸垂ができる」という点にあります。
どういうことかと言うと、懸垂やラットプルダウンのような動作ってどこかにぶら下がらないとできない動きなんですよね。
広背筋をバチバチに鍛えるには懸垂がかなり有効なんですが、その動作を家でやるにはドアなどにぶら下がるしかありません。
さすがに家トレで家具を破壊するのは推奨できませんので、結果的に懸垂マシンが必須になってきます。
個人的に背中の筋トレには懸垂は外せない種目かなと思っているので、それを家でできるようになるだけで非常にデカイ。
懸垂マシンがあるだけで背中トレはかなり捗ります。
「懸垂は上手くできないから不要かな…」と思う人もいるかもしれませんが、そういう人にこそ買って欲しいです。
ジムでしかできなかった懸垂を家でできるということは、いつでも懸垂の練習ができるということになります。
実際に僕は2020年7月ごろまで懸垂は数回程度しかできませんでしたが、コロナの流行と共に懸垂マシンを購入し家でやりまくった結果、今では10回1セットを5セットくらいできるレベルにはなりました。
家で懸垂をしているとジムに戻った際にも使える筋肉が発達しているので、個人的にはかなりおすすめしたい器具です。
ただ、やはり懸垂マシンはスペースをかなり取ります。
正直筋トレをしていないときは邪魔以外の何物でもありません。
アジャスタブルベンチのように折り畳むこともできないので、使わなくなったら確実に物干し竿と化します。
それでもデメリット以上のメリットを手に入れることができるので、家トレを始める人は選択肢の1つとして入れておいてください。
懸垂マシンを購入する際は、
- 耐荷重が150kg以上
- 懸垂以外にもディップスができる
この2点はなるべく重要視してください。
特に耐荷重に関しては重ければ重いほど良いです。
耐荷重が重いとその分作りもしっかりしているので、本体のグラつきもかなり抑えられます。
僕が購入したのはHAIGE(ハイガー)というメーカーの懸垂マシン。
割と満足しているのですが、このマシンは耐荷重が100kgしかないのであんまりオススメできません。
懸垂をするためのマシンとしてはハーフラックも選択肢に入ります。
今後バーベルを購入する可能性がある人は、ハーフラックを買っておくとバーベルを置いたりできるので非常に便利。
とりあえず懸垂がしたいって人は懸垂マシンを、バーベルを購入するくらいガッツリしたいって人はハーフラックがいいかもしれません。
家トレが捗るおすすめ器具ランキング 第4位~
ここからは第4位以下の筋トレ器具になります。
実際に僕も使っている物なので非常におすすめなのですが、優先順位的にはそこまで高くない器具です。
トップ3の器具を揃えた上で、「もっといろいろな筋トレを家でしたい!」って人には非常にマッチしています。
第4位:EZバー(Wバー)
第4位のEZバーは腕をメインに様々な部位を鍛えられます。
- 上腕二頭筋、三頭筋をかなり追い込める
- 一応スクワットやベンチプレスにも使える
- 全長120cmくらいあるので結構ジャマ
- 別途プレートも必要になってくる
- ダンベルでもある程度カバーできる
お次におすすめなのがEZバー。
主に腕を鍛える際にかなり重宝するのですが、使い方によっては肩に担いでスクワットをしたり、アジャスタブルベンチがあればベンチプレスにも使えます。
単純にEZバーを買うだけで家でできる筋トレ種目が増えるので、家トレのバリエーションを増やしたい方にはオススメです。
特に上腕三頭筋の種目である「トライセプスエクステンション」などが非常にやりやすくなり、腕に筋トレにはマジで最適な器具です。
ただ、腕の筋トレはダンベルでもある程度カバーできてしまうので、EZバーの優先順位は割と低め。
僕は家でもダンベル以外を使いたかったので購入しましたが、家の中の器具を少なく済ませたい場合は必要ないです。
また、EZバーの全長は120cmくらいあるので単純にかさばります。
重量も9kgくらいありますし、EZバーを購入するとなるとプレートも同時購入する羽目になります。

EZバーだけならこんなにいらない
ここ辺りから筋トレ器具が部屋を圧迫し始めるので、自分の部屋の状況と相談してみてください。
ちなみに、FitEliteの商品だとEZバーと後ほど紹介するトライセプスバー、そしてプレートがセットになった商品もあるので、一気に揃える場合はこっちがオススメです!
第5位:HEXバー(トラップバー)
背中の筋トレやスクワットに使えるHEXバー。
筋トレの効果はかなり高いです。
- 背中(僧帽筋や広背筋)の筋トレが捗る
- プレートさえあれば高重量を家でも扱える
- 筋トレがジムレベルに近づく
- 全長140cm、重量約20kgもあるのですごい邪魔
- プレートも大きいサイズが必要になってくるのでかさばる
HEXバーはバーベルローイングのような軌道ができる筋トレ器具です。
縦方向にバーを握るので上腕二頭筋に負荷をかけずに背中を鍛えることができます。
また、スクワットにも使える器具なので家でも高重量で筋トレが可能。
僕も背中と脚の筋トレの際に非常に重宝していて、特に背中のローイング種目がメチャクチャ捗るのでおすすめですね。
懸垂とは違った刺激がバチバチに入るので、さらに背中を追い込めます。
ただ、やはりネックなのがサイズの大きさ。
全長140cmの重量約20kgはマジで部屋が圧迫されます。
EZバーはギリギリ縦置きができるのですが、HEXバーだと重量的にも危ないので無理。
サイズが大きいというデメリットはありますが、個人的には筋トレ器具の中でもかなりお気に入りの器具です。
第6位:トライセプスバー
トライセプスバーは胸、背中、腕、肩と様々な部位に使える器具。
[削除]- これ1つで鍛えられる部位がかなり増える
- ダンベルじゃ鍛えにくい部分も鍛えやすい
- サイズも小さめなので邪魔にならない
- プレートが必要になるので結果的にかさばる
- 重量が12kgほどあり、若干重い
このトライセプスバーは1つで様々な部位を鍛えられるのが特徴。
特に恩恵を受ける部位が
- 大胸筋中部の内側
- 僧帽筋中部
- 上腕二頭筋の長頭、上腕三頭筋
- 三角筋前部
が個人的に捗る部位だと思っています。
上腕二頭筋に関してはハンマーカールの挙動が非常にやりやすいので、ダンベルよりも安定したトレーニングが可能です。
ダンベルだけじゃ物足りないって人は購入を検討してみてもいいかもですね。
ただ、トライセプスバーは重量が12kgほどあるので若干重いです。
その分、全長は86cmほどしかないのでコンパクトなんですが、バーの移動はちょっと不便ですね。
逆に言えばデメリットは主さくらいしかないので、他のバーよりも敷居が低いのが魅力だと思います。
ちなみに、FitEliteの商品だと第4位で紹介したEZバーとトライセプスバー、そしてプレートがセットになった商品もあるので、一気に揃える場合はこっちがオススメです!
おまけ:とりあえず買っておいて損はない筋トレグッズ&器具
以上が筋トレ、家トレが捗る個人的ランキングです。
第6位まで紹介しましたが、おまけ編として、筋トレとは直接関係ないけど持っておくと非常に便利なグッズや器具を紹介しようと思います。
おまけのアイテムまで揃えればかなりホームジムっぽくなってきますよ!
腹筋ローラー(アブローラー)
筋トレ器具ではあるのですが、用途が腹筋だけに絞られてしまうのでおまけ編にしました。
こちらはもう説明不要ですね。
腹筋を鍛えるためのお手軽筋トレグッズで、これさえあれば腹筋をかなり追い込むことができます。
しかも他の器具と違って値段がかなり安いので、「とりあえず買っておいて損はない」という名目にマジでピッタリ。
Amazonなどでは色々な種類がありますが、一番シンプルかつ安いやつで問題ないです。
下のリンクの商品を実際に2年近く使ってますが、いまだに壊れることなく使えています。
家トレをする人は腹筋ローラーを最初に買っちゃってもいいかもしれません。
トレーニング用のジョイントマット
床の傷防止やダンベルを床に置いた際の防音のために使えるトレーニングマットです。
筋トレをする部屋にこのマットを敷き詰めておけば傷が付くことはないので、多少乱暴にダンベルなどを床においてもへっちゃら。
マット自体がぶ厚いので騒音対策にもなり、個人的には必須アイテム級に使える筋トレグッズだと思います。
ラバー製のジョイントマットだと質が高い分、値段もかなり高くなってしまうので、家トレレベルだったらEVA素材のものが安価でおすすめです。
また、マット1枚の厚さが2cmのものを選ぶと安心感が段違い。
トレーニングマットを購入する際は厚さ2cmのものが個人的にはおすすめですね。
ちなみに僕が購入したジョイントマットはEVA素材で厚さ2cmなので使い勝手がかなり良いです。
ベンチやダンベルなどのせいでマットに傷はついてしまいますが、今のところ破れたりもしていないので悩んでいる人は同じものを買ってみてください。
リストラップ、パワーグリップ、リストストラップなどのトレーニングギア
リストラップは手首を固定するためのギア。
ダンベルプレスなどをする際、ダンベルの重さで手首に負担がかかりケガをする、といったことを防いでくれます。
手首をケガするとあらゆる種目に支障が生じるので、筋トレに慣れていない人こそケガ防止のために装着してもいいかもしれません。
僕が使っているのは「FERRY(フェリー)」のリストラップです。
リストラップにはあんまり拘りがないんですが、FERRYのものはコスパがかなり良い!
980円くらいで買えちゃいますが、普通に本体の質も高いので余裕で手首を守ってくれます。
色々なリストラップがありますが、迷ったらとりあえずコレでOKです。
パワーグリップは背中の筋トレの際、背筋よりも握力が先に限界に来てしまうのを防ぐためのものです。
懸垂などをする際に利用すると、最後まで背中を追い込めます。
おすすめのパワーグリップはなんだかんだで「ゴールドジムのパワーグリップ プロ」。
少し値段は張りますが、商品の質がマジで良いのでかなりの期間使い込めると思います。
安物を大量に買うよりも、高いものを1つ持っておくのを推したいですね。
リストストラップも握力補助のためのギア。
こちらも背中トレに利用できますが、僕の場合は主にダンベルを使う筋トレ(腕トレや肩トレ)に使用しています。
握力補助というよりはグリップ力が向上するので、ダンベルなどをしっかりと握り込むことができます。
また、ダンベルなどの滑り止め加工で手のひらが痛くなることもなくなるため、1セットあるとかなり便利です。
おすすめのリストストラップは「Nof. Fitness リストストラップ Flex 1.0」というもの。
牛革で作られているリストストラップなんですが、革なのに硬くない上にグリップ力も抜群。
リストストラップ自体に高級感もありますし、なにより厚さがちょうどダンベルなどが握りやすい厚さになってくれます。
マジでおすすめのリストストラップです。
パワーグリップとリストストラップは用途が似ていて、どっちを買えばいいか迷う人も多いともいます。
両方を使い分けている記事もありますので、よければ参考にしてみてください。
まとめ:第1位~第3位を買えばとりあえず最強です
とりあえず全ランキングをまとめるとこんな感じ。
器具名 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
第1位 | ダンベル | コンパクトな上に全身の筋トレが可能 | 安いモノだとプレート付け替えがめんどくさい |
第2位 | アジャスタブルベンチ | できる筋トレの種目が超増える | サイズが大きいので少し邪魔 |
第3位 | 懸垂マシン | 懸垂ができるので背筋をガッツリ鍛えられる | 比べ物にならないくらい邪魔 |
第4位 | EZバー | 腕の筋トレが捗る上にベンチプレスもできなくはない | 少し邪魔になる上にプレートが必要 |
第5位 | HEXバー | 背中トレが捗る上に高重量を家でも扱える | 大きい上に重いので割と邪魔 |
第6位 | トライセプスバー | コンパクトだけど細かい筋肉を鍛えられる | プレートが必要だし本体も少し重い |
家トレを充実させるためにかなりお金をブッ込みましたが、個人的にはそれでも満足しています。
これから家トレをしようと考えている人、すでに家トレをしてるけど物足りなくなってきた人の参考になれば幸いです。
ちなみに、筋トレ器具の代表格であるバーベルですが、180cm以上のサイズだとさすがに大きすぎるので購入していません。
バーベルを使った筋トレをしたくなった場合は購入する可能性もありますが、今のところは考えてないですね。
もしバーベルを購入する場合は筋トレ部屋のスペースと相談してみてください。
それでは!